昨年の日本戦後史上初となる本格的な政権交代がなされてからまもなく一年となります。
この間、鳩山内閣は米軍普天間基地問題で墓穴を掘り辞職し菅内閣が発足しました。
またこの雑談を始めるきっかけとなった児童ポルノ法改正の問題では昨年十一月に突如として単純所持規制で基本同意したと言う報道が流れ、ネット上では一時騒然となりました。
また地方レベルから見ると東京ではテレビで知った人もいるでしょうが『非実在青少年』、様はマンガやアニメなど創作上の未成年と見えるキャラクターの性描写の規制する事を盛り込んだ青少年健全育成条例改正の動きが起こり、それに釣られるように大阪でも同様の動きが見られるようになりました。
幸い東京は民主などの野党反対で否決されましたが、石原知事は再度提出する事を明言しています。
また大阪は与党である自公の勢力が強く審議こそまだ入っていませんが予断を許しません。
これらについては他のサイトで出ていますので、ここではここまでとしておきます。





さて、今週末には参議院選挙の投票日があります。
ここで民主党政権に対して一定の評価と審判が下されます。
とりあえず、私としては何処に入れて下さいとか誰に入れるなとは言いません。
公職選挙法に違反する可能性がある以前に、意見の強制をしたくないからです。
ただこれだけは言っておきます。
誰に入れようと構いませんが、選挙権のある方は必ず選挙に出て下さい!!
何故なら、選挙は我々が唯一持つ、政治に参加する為の権利だからです。
中には、『どうせ選挙に出たって何も変わらない』と思っている人もいるかも知れません。
ですが、行けば変わるかも知れないんです!
現に昨年、あの衆議院選挙で、我々は『自公NO』を突きつけてあの政権交代が実現しました。
変えられる可能性があるんです!!
行かなければ永久に変わりません!!
『政治なんか俺達には関係ない』と万一にも思っている方がいたら、その考えを改めて下さい。
国だろうが県だろうが、市だろうが、町だろうが村だろうが、政治は私たちと密接に関係します。
大きくても小さくても同じです。
ですから行って下さい。
それでも『選挙なんか行きたくない』と考えている方。
行きたくないと言うのなら強制する権利はありません。
ですが、止むに止まれぬ事情があり泣く泣く行けないならばまだしも、行かないと言うのなら覚悟してください。
この先政治がどのような政策を出したとしても行かない貴方にはそれに反対する資格はないのだと。
何故か?
簡単です。
選挙に行かないと言う事は逆に言えば『どんな事しても私はそれを認めます』と言う免罪符を政治家に渡したのと同じ事です。
ですからこの雑談で問題視している児童ポルノ法の様な、いとも容易く人を犯罪者にするような悪法が出ても構わない、仮に自分がそれに捕まったとしても、それは免罪符を渡した自分が悪いんです。
『自分にはそんな事起こらない』と考えている方、甘いです。
雑談で何度も言いましたが、児童ポルノ法改正案が仮に自公が求める形で成立したとしたら、コンピューターウィルスに代表される、見ず知らずの第三者の悪意であっさりと貴方は逮捕、性犯罪者の烙印を押されます。
今の日本は世界でもトップクラスなほど、インターネット環境が整備されています。
そんな状況でどんな手段であれ、もっていれば逮捕なんて事になればどれだけの人が犯罪者にさせられ、人生を破壊されると思いますか?






『どの政党に入れればいいか判らない』そんな方いませんか?
どんな物事にも長所、短所があります。
政党も然りです。
『どの政党に入れても同じ』
もしも、そう考えている方がいたら考えを変えてみるのも手ですよ。
ベスト(一番良い)がないならベター(程良い)を選ぶと言う風に。
ベストを選んでいてはきりがありません。
自分が重要視している所を見てまだましだなと思った所に入れれば良いです。
『あの政策が駄目だからここに入れない。この政策がいけないからここも駄目』では正直きりがありません。
政治には百点ではなく程々の点数、七十点〜八十点で見ていく。
そうやって視線を切り替えれば気も少しは楽になる筈です。
ここまで、ごちゃごちゃ偉そうに述べたかもしれません。
私としては何度も言うようですが、とにかく一人でも多くの人が選挙に出て投票して下さい。
それが政治を少しでも良い方向に変える事が出来る第一歩です
それを肝に命じて下さい。

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